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True love for great sound unites us.
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音楽界でもっとも多くのレコーディングに参加しているベースプレイヤーのひとり、ネイザン・イースト。レコーディングは二千回以上、そのキャリアは40年を超えます。エリック・クラプトン、ジョージ・ハリスン、マイケル・ジャクソン、フィル・コリンズ、ホイットニー・ヒューストン、ビヨンセ、バーバラ・ストライサンド、スティービー・ワンダーといったレジェンドたちの数多くの名曲でその揺るぎない演奏を聴くことができます。
ベース界のレジェンド、ネイザン・イーストはLEWWIT マイクのレコーディングテストで、マイクに求めるクオリティや彼の経験について多くを語ってくれました。
音楽界でもっとも多くのレコーディングに参加しているベースプレイヤーのひとり、ネイザンが行ったレコーディングは二千回以上。彼がキャリア初期に参加したツアーバンドはバリー・ホワイトのラブ・アンリミテッド・オーケストラでした。
ネイザンはコンテンポラリー・ジャズでトップチャートに名前を連ねるフォー・プレイの創設メンバーとしても有名です。バリー・ホワイトの元でその名を上げたとき、彼は若干16歳でした。次に彼の電話が鳴ったとき、受話器の向こうにはクインシー・ジョーンズがいました。その後電話は40年間鳴り止むことなく、ネイザンは伝説的なアーティスト 〜 エリック・クラプトン、ジョージ・ハリソン、マイケル・ジャクソン、フィル・コリンズ、ホイットニー・ヒューストン、ビヨンセ、バーブラ・ストライサンド、スティーヴィー・ワンダー 〜 などの数え切れないヒットソングに参加することとなりました。
ネイザンのジャンルを超えた音楽性は国境を越えて支持されており、その世界の音楽シーンにおける大きな貢献からアメリカ議会の表彰を受けたこともあります。最近では世界的なテノール歌手アンドレア・ボチェッリのパッシオーネとダフト・パンクのランダム・アクセス・メモリーズの2作品がヒットしたのは、彼の多彩な一面を示すいい例です。
ネイザンは2014年に初のソロアルバム "ネイザン・イースト" を発表しました。ゲストプレイヤーはマイケル・マクドナルド、サラ・バレイルズ、スティービー・ワンダー、エリック・クラプトン、小田和正、ボブ・ジェームス、チャック・ローブ、レイ・パーカーJr、デヴィッド・ペイチ(TOTO)、そして彼の13歳の息子、ノア・イーストという面々でした。
[LEWITT] マイクを使ったレコーディングについて少し聞かせてもらえませんか?
[ネイザン] まず、このレコーディングテストはLEWITTマイクそのものの音を知ると言う点でとても正しいやり方で行われたと思うよ。こういったテストを公平に行うには、アンプやボーカルからマイクをまったく同じ位置、同じ距離にセットすることが大事なんだ。録音対象がなんであれ、ね。
ベースアンプの音はマイクで録音するのがとても難しい。音を変える要素はケーブル、マイク、スピーカーなど様々だ。でも僕たちにはマイクを毎回まったく同じ場所にセットする TC Electronics のツールがあるから、それを使ってマイクの違いをうまく見つけているんだ。音の違いを聴き分けるのが好きだからこそ、どんなマイクに対してもテストは公平に行われるべきだと思っているんだよね。
LEWITTのマイクを試すのはこれが初めてだったね。とても感動したよ。世の中にはたくさんのいいアンプ、楽器、マイクがあるけど、どれも狙った音を録るには計算が難しいものばかりだ。この録音テストでは、マイクごとの最適な使い方を楽に見つけることができたよ。僕はたくさんのマイクを様々なスタジオで使うけど、まったく同じ機材なのにスタジオが変わるとまったく違う音がする点にはいつも驚かされるんだ。だからこそ、マイクそのものの音を学べた今回のテストはとてもいい経験になったよ。
[LEWWIT] 気に入ったマイクはどれでしたか?
[Nathan] LCT 840 だね。目を閉じると優しく撫でられているような、暖かく、広い、とてもリッチな音がしたよ。まるでベースの中にいるような、リアルな本物の音だった。僕がマイクに求めるクオリティを十分に持っていたね。
このマイクなら、セッションの中でセッティングをアレンジしていくことも簡単だと思うよ。僕はマイクが楽器の音を変えてしまうのが好きじゃないからね。これが LCT 840 で録ったプレイだね。