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True love for great sound unites us. 

ミックスしようよ!

Mar 15, 2018 4 min read

LEWITT Content Team
Enthusiasts at work

LEWITT LCT 640 TS ではポストプロダクションで指向性の変更が可能

LEWITTマイクロフォンの魅力を伝えるため、ウィーン中心部にある有名なスタジオCOSMIX Studiosでライブレコーディングを行いました。是非あなたも、この曲のマルチトラックセッションをダウンロードし、自由にミックスしてください。検索しやすいように、タイトルには “LEWITT multitrack recording session”を含めるか、ハッシュタグ「#ミックスしようよ」をつけて投稿してください。また、ダウンロードリンクの情報も付けてくださいね(https://lewitt.link/Cosmix-AudioFiles-PTandAllDAWS)。
皆様の投稿を、国内外のスタッフも拝見しています。今後も気まぐれにLEWITTのマイクをプレゼントする予定ですので、お楽しみに!

 

今回のレコーディングセッションでは、音楽ディレクター兼ギタリストのトーマス・ヘッチェンバーガー、Fender Rhodesのヴァレンティン・オマーン、ドラムスのデイビット・レイザー、ダブル・ベースのバーナード・オサーナ、歌手のセリーナ・セイリンガー a.k.a. セリーナ・アンのライブ・パフォーマンスをご堪能いただけます。

 

この素晴らしい演奏を目の当たりにして、LEWITTのチーム内でも我慢できずにミキシング・コンテストを開催しました。その結果、マックス・シュナットが見事なミキシングを行ない、このコンテストで優勝しました。是非ビデオをチェックしてみてください!

このビデオを楽しんでいただければ幸いです。少なくとも我々は最高に楽しかったです!

優れたミュージシャンやアーティストと一緒にCOSMIX studioでレコーディングを行なうことは、至上の喜びでした。素晴らしいミュージシャンの才能を紹介できることを誇りに思います。もちろん、マイク自体のクオリティも大事です。ファイルを無料でダウンロードし、ミックスしたり、微調整したり、好きなように使ってみてください!

 

マルチトラックセッションのダウンロード:

内蔵プラグインを使用したPro Tools 12セッションですので、互換性の問題なくセッションを開くことができます。

ファイルのダウンロード:https://lewitt.link/Cosmix-AudioFiles-PTandAllDAWS 

(シェアする場合は、ハッシュタグ「#ミックスしようよ」をつけてください!)

 

Pro Toolsを使用する場合は、「LEWITT Cosmix Pro Tools Session」をダウンロードしてください。Pro Toolsを使用しない場合は、「Files for all DAW's」フォルダをダウンロードしてください。 唯一Pro Toolsに内蔵されていないプラグインは、無料のPOLARIZERプラグインです。こちらでダウンロードできます。

 

// POLARIZERとは何ですか?どのような処理が行えますか?

LCT 640 TSでレコーディングする場合、デュアル出力モードを有効にして、カプセルの前面側と背面側を個別に録音できます。 ステレオトラックで2つの信号を録音し、POLARIZERプラグインを挿入するだけです。 次のトラックではデュアル出力モードでセッションを録音したので、マイクの極性パターンと指向性を変更することができます。

 

ボーカル - LCT 640 TS

ROOM RIGHT

ROOM LEFT

 

//その他のDAW

 

Pro Toolsをお持ちでない場合は、「All other DAW's」フォルダから生のオーディオファイルをダウンロードしてください。次のトラックにはPOLARIZERをインサート起動してください:

 

ボーカル - LCT 640 TS

ROOM RIGHT

ROOM LEFT

 

//セッションには何が含まれていますか?

バンドのライブレコーディングには、ドラム、アップライト・ベース、ギター、フェンダーローズのサウンド、モノ・キャプチャー x2、ステレオ・キャプチャー x1、ボーカル・テイク x3のライブ・レコーディングが可能です。 ボーカルのテイクは、LCT 640 TSLCT 440 PURELCT 240 PROで録音されました。 これらのトラックには編集やチューニングが適用されず、生のトラックです!

 

演奏のビデオもあります。 ビデオの始めに、各マイクの配置を示します。 あなた独自のミックスとビデオを同期させることも可能です。 どのような作品が見られるか、楽しみにしています!

 

//セッションノート

この曲のスタイルは60年代のものだったので、私たちはかなりミニマルなアプローチを採用しました。

 

ドラムのサウンドは、ドラムセットの脇に設置したLCT 640 TSのデュアル出力モードで録音しました。 2つの信号は個々のトラックに録音され、ステレオイメージを広げるために左右にハードパンされました。キックにはDTP 640 REXを使用し、スネアの上にはMTP 440 DMを使用しました。

 

ギターとローズでは、MTP 440 DMも使用しました。

ベースでは、DTP 640 REXのダイナミックカプセルとDIを使用しました。

3つのボーカル・テイクを収録しましたので、一番好きなものをお選びください。 LCT 640 TSLCT 440 PURELCT 240 PROを使用しました。 LCT 640 TSのテイクでは、POLARIZERを用いて極性パターンを変更することも可能です。

 

部屋の空気感を確保するために、LCT 540 Sを1本使用し、それとは別にMTP 550 DMをトークバック・マイクとして使用しました。それに加えて、演奏のステレオイメージを逃さずキャプチャするために、2本のLCT 640 TSをデュアル出力モードでAB配置しました。 Pro Toolsセッションをダウンロードしていただくと、両方のトラックにPOLARIZERが挿入されています。

 

これらの2つのトラックは使いやすいようにリンクさせてあります。したがって、一方のマイクの極性パターンを変更すると、もう一方もそれに追従します。多様な極性パターンの切り替えや、マイクのリスニング方向の変更が容易に行なえます。マイクの設置方法は、バンドの正面に配置したり、壁からの反射を録音したりするだけではありません。もちろん、オートメーションを用いてトラックの特定の部分を強調することも可能です。Aメロではスーパーカーディオイドを用いて、サビではオムニに切り替えるなど、可能性は無限です。あなたの耳を信頼してください。良いサウンドは良い、ただそれだけです!

 

// あなたのミックスをシェアしましょう!

ハッシュタグ「#ミックスしようよ」をつけて投稿。
セッションファイル、もしくは書き出し後のオーディオファイルのダウンロードリンクもつけて投稿することで、あなたのミックスをシェア!皆様の投稿を、国内外のスタッフも拝見しています。今後も気まぐれにLEWITTのマイクをプレゼントする予定ですので、こちらもお楽しみに!


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